2012年6月6日水曜日

ユーロ中期の戻り待ち、短期の押し目買い(1) ユーロドル


東京時間に昨日高値を抜けたものの、その後反落して日本時間午前1時40分現在1.2440付近で推移している。はじめにボリンジャーバンドで流れを把握しておこう。

下のチャートは日足のスーパーボリンジャーだが、-1σ付近での推移となっている。本日の引け値で同ラインを上回ることができるか注目である。バンドは少し収束傾向になりつつあるようだ。



4時間足を見ると、一時堅調に推移した後センターライン(MA21)まで下落。現在は同ラインと+1σの間で推移しレンジ相場の様相となっている。センターライン、下抜けた場合は-1σで支えられるか注視したい。



1時間足では-1σ付近での推移。レンジだがバンドは拡大傾向にありやや軟調な展開に見える。




では4時間足のチャートを見てみたい。
下落時に上値を抑えていたMA24(水色の移動平均線)を上抜き、現在同ラインがレジスタンスになっている。またこちらも上値を抑えていたトレンドラインとMA55(赤の移動平均線)も一時上抜いたが、その上の雲下限でレジストされ再びこれらのラインを下回った水準にある。次に下値を支えるMA24と上値を抑えるトレンドライン、MA55のどちらをブレイクするか注目している。



1時間足には、金曜の安値と今日の高値にフィボナッチ・リトレースメントを引いてみた。半値戻しレベルに位置するMA100(黄緑の移動平均線)が下値を支えているのが分かる。このレベルを下抜けると61.8%戻しのレベルが前回の安値が支えられた1.2380付近となっている。





さて先週末まで下落の一途を辿って来て、いまだ反発の確証はまったく得られないが、ごく短期的には戻しの入る兆候はある。ただし本流は下であり兆候は兆候のまま終わる可能性を常に心に留めておかなくてはならないだろう。
それを理解した上で、今週は短期での押し目買い、中期の戻り待ち方針で考えてみたい。

ともあれ、昨日・今日とロンドンが休場だったので、真の方向性が見えるのは明日からとなることから、今後の動向によってはまた方針を変える必要もあろう。



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