2012年6月19日火曜日

ギリシャ再選挙をクリアしても・・・

ギリシャ再選挙の結果を受けて始まった週初のマーケットは、緊縮財政支持のNDが勝利し大きな混乱もなく、先週同様に上窓でのスタートとなった。しかし、これも先週同様現時点では窓を埋めてさらに下落、上げ分は帳消しとなっている。

今日の動きを確認しておく。
ユーロドル1時間足。一時1.27台ミドルまで上げたが、現在は1.25台での推移となっている。



ユーロ円1時間足。こちらも101円手前まで上げたが、現在は99円台前半での推移。




ユーロドルのボリンジャーバンドを確認しておく。
日足は今朝の上昇で+2σにタッチして反落している。状況は変わらず下落の調整局面と判断するが、今日の高値を上回って反発を続けるか、センターラインを割り込むかに注目しているが、いずれにしても日足での方向性は乏しい。




4時間足で目先のトレード戦略を考えておきたい。
先々週に底を打ってからは一応高安値を切り上げている。
ただ日足レベルでは下落の調整局面であり、下方向トレンドが継続していると考えている。
調整局面の継続か、下降トレンドに回帰かを見極める必要がある。




今週はG20やFOMCが控えているほか、ギリシャの組閣やスペイン国債利回りの上昇など、不安定要因には事欠かないので安易なエントリーは禁物。

トレード戦略としては基本的に戻り売り姿勢と考えている。上値は目先今日の高値が目処だが、1.28台までは想定。


ユーロ円4時間足も見ておこう。こちらも大枠で下落の調整局面にあるとの認識は同じ。
現在100.80付近で上値を抑えられたレンジ相場となっている。




トレード戦略の基本方針はユーロドル同様戻り売りと考えている。
ただ突発的にポジティブサプライズなどがあれば103円台程度の戻りはあり得る。
いずれ安値をトライしに行くと思っているが・・・



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