2012年6月28日木曜日

本日からEU首脳会議

28日からのEU首脳会議を控えて動意の乏しい展開が継続している。
どうも首脳会議への期待は薄いような話しが目立っているようだが、こんな時はむしろポジティブサプライズを警戒したい。

前記事でユーロドル、ユーロ円とも戻り売りとしていたがまったく戻らず、さりとて下値を拡げる訳でもない膠着した状態だ。特に27日はいずれも値幅60ポイントそこそこの閑散状態。


まずユーロドルを確認しておく。
月曜高値1.2560が今週ここまでの最高値。翌火曜安値1.2442が最安値となっている。
4時間足で見ると下値は1.24Middleの節で下げ止まっているが弱い状態である事が分かる。



1時間足では雲下限とMA55(赤)に抑えられる一方、下値が1.24Middleで支えられて動きが小さくなっている様子が見て取れる。



日足のボリンジャーバンドを見てみよう。センターライン、バンドともフラットな状態で方向感のないレンジ相場となっている。



ここからのトレード方針だが、基本的に戻り売りに変更はない。
ただ今週もユーロにとってネガティブな情報が多い中、首脳会議で何が飛び出すか分からないので、十分警戒のうえ短期でしっかりストップを置いた戦略を考えている。

もっとも現時点では積極的にポジションを取っていく感じには思えない。


次にユーロ円を見てみる。
こちらも4時間足だが、月曜の下落以降軟調だ。火曜に98.74まで下落したが少し戻して99円台で推移している。




1時間足ではユーロドルよりも方向感がなく、現在雲中での推移となっている。これはドル円に影響されていると考えるが、値幅も少なく動意も乏しい。



ユーロ円も基本方針は戻り売りに変更はないが、やはり積極的にポジションを作る気にはならない。今のところ、目先ではユーロドルとユーロ円の両方をポジションを作ることはせず、どちらかに絞ってポジションを持ちたいと思っている。
その場合、今はユーロドルのほうがトレードしやすいと考えている。



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